全日本保険FP協会設立に際して

逆ハーフタックスは、法人向け生保販売の新境地を開いた。

それまでの「実効税率」と「実質返戻率」といった生保販売の世界から、複雑な判断と処理方法の要求という、極めて現実的な世界を要求されたのである。

無知・不勉強は、お客様に迷惑をかけるだけである。この意味で第三者的な販売の資格認定が必要となったのである。

本来であれば、生保会社が認定試験を行うべきであろう。

しかし生保会社は販売を取りやめにする、あるいは不売に走ったのである。ある意味、それはお客様に対する裏切りである。

昨年(平成24年)8月8日、八王子に集まった奥田まさや氏、結論は法人向けの知識を持った生保営業パーソンを育成する事、その結論を得たのである。

それが、全日本保険FP協会であったのである。

しかし、逆ハーフタックスとか名義変更プランといった特殊な販売方法が、生保販売の王道ではない。

生保の王道は、万が一の事があった場合の必要保障金額の確保である。

そしてその計算が出来た時、その会社に支払能力(利益と現金)があるのか?払えなければ、折角生保に加入したとしても、早期に解約となってしまうかもしれない。

それでは意味がない。解約は生命保険の“死”以外ではない。支払えないのは計算方法が違うからだ、あるいは当初と事情が変わったからなのだ。その事情を理解しなければならない。

つまり、法人の資金繰りの問題に入っていかなければならないのだ。

中小企業経営者のライフプランとは、経営の問題なのである。法人向け生保販売とは、中小企業経営を理解する事なのである。

なぜ、保険料を支払えなくなったのか?
売上が減ったのか?
支払う経費が増えたのか?
借入金の返済条件に無理があるのではないか?
回収条件が変わったのか?
支払条件が変わったのか?

こういった指導は会計人がすべきであるが、現実的にはなかなかそうも出来ない。

では誰が行うべきか?

最大の支出である生命保険料を取り扱う生保営業パーソンの仕事なのである。つまり、生保の社会的使命、遺族を守る、社員たちを守る、それが生保販売の王道である。

我が協会は単にトリッキーな生保販売ではない、王道を歩く。全日本保険FP協会は,この「中小企業経営者」の最大の“友人”になる事を目指して活動して行きたい


平成25年7月3日
特定非営利活動法人 全日本保険FP協会

理事長 井上得四郎

全日本保険FP協会ロゴの由来

マークの中心に描いたのは人という字です。大きな志をもった人を中心に、その背後から同じ志をもった人がつらなり、山を形成していく様を表しています。何かを動かすためには、一人の力だけでなく志を共にした多くの仲間が必要です。そんな想いをこめて2つの人を並べ山に見立てました。

理事一覧

理事長 井上 得四郎
税理士 優績倶楽部世話人


副理事長 奥田 雅也
株式会社サンライズコーポレーション
取締役