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2019.05.20
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ニッセイ(日本生命)の学資保険はどうなのか?現役FPが徹底解剖

日本生命の学資保険は「ニッセイ学資保険」

日本生命は学資保険「ニッセイ学資保険」を販売していますが、学資保険の中でも優れている部分やこの保険にしかない独自の特徴が存在します。

しかし学資保険の違いは、保険にあまり明るくない方にとっては分かりにくいものですよね。

そこで今回は、ニッセイ学資保険の特徴やメリットとデメリット、さらにはニッセイ学資保険以外の学資保険にはどのような選択肢があるのかをまとめました。

この記事を読んでいただくことで、ニッセイ学資保険が自分にとって合っているのかどうか分かるだけでなく、他の選択肢も確認することで視野が広がります。

より自分に合った学資保険を見つけるためにも、ぜひご一読ください。

ニッセイ学資保険の特徴

ニッセイ学資保険には以下の4つの特徴があります。

貯蓄型の学資保険

学資保険は、大きく分けて2種類に分類できます。より効率よく教育資金を積み立てることに特化した「貯蓄型」と、保障機能を充実できる「保障型」です。

ニッセイ学資保険は、貯蓄型の学資保険に分類されます。支払った保険料の総額よりも受け取る保険金の総額の割合である返戻率が大きく、効率良く教育資金を貯められるからです。

例えば、以下の条件で試算をしてみましょう。

  • 契約者(親):30歳・男性
  • 被保険者(お子様):0歳
  • こども祝金:なし
  • 基準保険金額:100万円
  • 学資年金開始:18歳

この条件で試算をすると、結果は以下のとおりとなります。

  • 払込保険料総額:2,883,600円
  • 受取総額:3,000,000円
  • 返戻率:約104.0%
    (※受取総額÷払込保険料総額)

このように支払った保険料の額以上の保険金を受け取れるため、ニッセイ学資保険は貯蓄性の学資保険であるといえますね。

こども祝金のありなしを選べる

ニッセイ学資保険は、こども祝金を設定でき小学校や中学校など様々な入学のタイミングで保険金を受け取ることができます。

学資年金や祝金を受け取れるタイミングは以下の通りです。

こども祝金保険金受取タイミング
保険金の額
基準保険金を100設定
その場合の受取額
あり型

こども祝金
・小学校入学前:基準保険金額の20%
・中学校入学前:基準保険金額の20%
・高校入学前:基準保険金額の20%

学資年金
・18歳:基準保険金額の20%
・19歳:基準保険金額の50%
・20歳:基準保険金額の50%
・21歳:基準保険金額の50%
・22歳:基準保険金額の50%

こども祝金
・小学校入学前:20万円
・中学校入学前:20万円
・高校入学前:20万円

学資年金
・18歳:100万円
・19歳:50万円
・20歳:50万円
・21歳:50万円
・22歳:50万円

受取総額:360万円

なし型学資年金
・18歳:基準保険金額の100%
・19歳:基準保険金額の50%
・20歳:基準保険金額の50%
・21歳:基準保険金額の50%
・22歳:基準保険金額の50%
学資年金
・18歳:100万円
・19歳:50万円
・20歳:50万円
・21歳:50万円
・22歳:50万円

受取総額:300万円

基準保険金額を同じに設定しても、祝金ありの方が受け取れるお金が多くなることがわかりますね。

どちらのプランを選んでも、もっともお金がかかる大学への進学費用にはしっかり備えることができます。

保険料払込期間で5年を選択できる

保険料払込期間は、以下の通り。払込期間を5年に設定できる点が他の学資保険にはない特徴です。

  • こども祝金あり型:学資年金が開始される年齢
  • こども祝金なし型:学資年金が開始される年齢、5年、10年

学資保険は、保険料の払込期間が短いほど、返戻率が上昇するという性質があります。保険料の払込期間を5年にすることで高い返戻率となりますが、毎月の保険料の額が上昇し家計を圧迫する恐れがあるため注意しましょう。

保険料の払込方法

保険料の払込回数は、以下の2種類です。

  • 月払:毎月1回保険料を払込む
  • 年払:年に1回まとめて保険料を払込む

さらに月払の場合は、3ヶ月分〜12ヶ月分の保険料をまとめて払込む「一括払込」を選択できます。また、保険料をあらかじめまとめて払込む「前納」も利用可能。一括振込や前納を利用すると、保険料が割り引かれて返戻率が上昇します。

保険料を払込む方法は、以下の2種類。

  • 口座振替扱:指定の金融機関口座から自動的に保険料が振り返られる方法
  • 金融機関等への振込扱:日本生命が送付する払込用紙で保険料を払込む方法

多くの方が口座振替を選択しています。クレジットカード払いには対応していないため、保険料の支払いでポイントを貯めたいと考えている方にはあまり適しません。

ニッセイ学資保険のメリット

ニッセイ学資保険には以下の3つのメリットがあります。

高水準の返戻率

ニッセイ学資保険は、貯蓄型の学資保険ですので返戻率がとても高いのですが、他の貯蓄型の学資保険と比べても高水準の返戻率となります。

以下の表は、各保険会社の学資保険を同じ条件で試算しランキングにしたものです。

順位保険会社商品返戻率
全期払10年払込
第1位ソニー生命学資保険「スクエア」103.8%107.2%
第2位日本生命ニッセイ学資保険101.7%105.%
第3位フコク生命みらいのつばさ102.5%105.5%
第4位明治安田生命つみたて学資102.7%104.7%
第5位JA共済学資応援隊98.3%101.3%

※試算条件=契約者(親)年齢:30(男性)、被保険者(子)年齢(男の子):0歳
 保険金総受取額:200万円(ニッセイ学資保険のみ210万円で計算)/保険料払方:(口座振替)
※つみたて学資の全期払いは、15歳払込で試算

ニッセイ学資保険は、ソニー生命の学資保険スクエアの次に高い返戻率であることがわかりますね。

ニッセイ学資保険は基準保険金額を高くすると保険料が割り引かれて、返戻率が上昇する仕組み。上記の条件で基準保険金額を100万円、保険金受取総額を300万円にすると10年払込で107.2%まで上昇します。

貯蓄型の学資保険を選ぶ場合は、返戻率の高さもとても重要ですので、ニッセイ学資保険は優れた学資保険であるといえますね。

配当金がある

保険会社は、お客様が支払った保険料を債券などに投資して運用しています。配当金とは、運用による利益が予定以上に多かったときに、お客様に還元されるお金のことです。

学資保険の中には、配当金がないものもありますが、ニッセイ学資保険には配当金があるため、予定していた金額よりも多くの保険金を受け取れる可能性があります。

返戻率が高いだけでなく、受け取れるお金が増える可能性があるので、さらに効率良く教育資金を貯められる可能性があるのです。

さらに配当金があることで、インフレに強くなります。インフレとは物価が上昇することで、返戻率の数値以上に将来の物価が大きくなると保険金の価値が目減りしてしまうのです。

例えば、加入から18年後に保険金を受け取れる学資保険に加入し、返戻率が105%だったとしましょう。18年後の物価が現在の1割り増し(110%)だった場合、保険金の価値が目減りし、実質的に損をしている状態といえます。

配当金がある学資保険の場合、インフレが起こると資産運用による利益が上がりやすくなりため、配当金を受け取れる可能性も高まりインフレに備えることが可能です。

育児相談ほっとラインを利用できる

育児相談ほっとラインとは、お子様の健康や育児に関する疑問を、小児科医や看護師・保健師、管理栄養士に、24時間365日相談できるサービスです。

お子様が泣き止まない場合や夜中に吐いてしまった場合など、子育てに関する様々な悩みを相談することができます。

子育てに慣れないうちは、不安がとても多いもの。ニッセイ学資保険に加入することで、育児相談ほっとラインを利用できるため、子供の教育資金を貯めるだけでなく、子育て全般をサポートしてくれるため、とても便利ですね。

ニッセイ学資保険のデメリット

良いことが多く感じるニッセイ学資保険ですが、デメリットも存在します。

年齢制限が厳しい

ニッセイ学資保険は、契約者である親や被保険者である子供の年齢制限が厳しいため、加入しようと思って加入できない事態になりかねません。

詳細は以下の通りです。

こども祝金なし型

保険料払込期間被保険者(子)契約者
学資年金
開始年齢まで
0〜2歳男性:18〜45歳
女性:16〜45歳
3〜6歳男性:18〜40歳
女性:16〜40歳
10年0〜2歳男性:18〜45歳
女性:16〜45歳
3〜6歳男性:18〜44歳
女性:16〜44歳
5年0〜2歳男性:18〜67歳
女性:16〜67歳
3〜6歳男性:18〜60歳
女性:16〜60歳

こども祝金あり型

保険料払込期間被保険者(子)契約者
学資年金
開始年齢まで
0〜2歳男性:18〜39歳
女性:16〜39歳

※出典:日本生命、ニッセイ学資保険HP

特にこども祝金あり型の場合、被保険者(子供)の加入できる年齢は0歳〜2歳、契約者(親)は39歳までしか加入できません。

保険料の払込期間を5年にすると、67歳の方まで契約できるようになりますが、毎月の保険料負担が大きくなります。多くの方が60歳を超えると収入が減少している場合が多く、保険料が払えなくなる可能性もあるため、気をつけましょう。

高齢出産をされた方や、祖父母を契約者にしたい場合は、加入できないケースがあるため注意が必要です。

保障が選べない

ニッセイ学資保険は、貯蓄型の学資保険ですのですので、特約を付加して保障を準備することができません。

子供が病気やケガで入院や手術をした時の医療保障や、契約者である親がなくなった時に子供の養育費が一定年数支給される保障が準備できないのです。

学資保険にある程度の保障機能を持たせたいと考えている方は、医療保険や死亡保険に別で加入する必要があるため注意しましょう。

ニッセイ学資保険と同じ貯蓄型の学資保険を検討しよう

ニッセイの学資保険と同じ貯蓄型の学資保険は、多くの保険会社が販売しています。

1社の学資保険だけではなく、他社も含めた様々な学資保険を検討した上で加入すると、より納得した上で学資保険に加入できるでしょう。

特にソニー生命の学資保険スクエアは、ニッセイ学資保険よりも返戻率が高いだけでなく、プランの柔軟性も高いため、幅広い方のニーズを満たしてくれます。

ソニー生命学資保険「スクエア」

ソニー生命の学資保険は、保険金(学資金)の受け取り方によって、以下の3つのプランに分けることができます。

  • Ⅲ型:大学へ進学後も毎年継続的に受け取れる
  • Ⅱ型:お子さまが大学に進学したタイミングで受け取れる
  • Ⅰ型:中学校や高校へ入学するタイミングでも受け取れる

もっとも返戻率が高くなるのは、Ⅲ型を選択したとき。保険料の払込期間を10年に設定すると、返戻率は約107〜108%にもなります。

ニッセイ学資保険のように配当金はありません。しかし配当金が分配されるかどうかは、不確定ですし、ソニー生命の学資保険は配当金がなくとも高水準の返戻率です。

学資保険の選択に迷ったら、ソニー生命の学資保険と言ってもよいほど優れた学資保険であるといえるため、ぜひ1度公式のホームページから試算をされてみると良いでしょう。

まとめ

今回は、ニッセイ学資保険について解説してきました。貯蓄型の生命保険の中でも、返戻率が高いだけでなく、子育てに関するサービスも受けることができる点がメリットです。

その反面、契約できる年齢制限が厳しい点に注意が必要です。

学資保険を選ぶ際に重要なことは、ご自身に合ったプランの中からできるだけ返戻率が高いものを選ぶこと。返戻率だけを重視して学資保険を選んでしまうと、必要なタイミングでお金を受け取れなかったり、毎月の保険料負担が過度になったりしてしまいます。

学資保険に加入する際は、どのタイミングでお金が必要になるのかを考えた上で、各社の学資保険を比較することで自分に合った正解が見えてきます。

ソニー生命の学資保険スクエアは、インターネットから簡単に試算ができるだけでなく、ライフプランナーへの相談も無料で申し込み可能です。

様々な可能性を探していき、あなたに合った学資保険を探していきましょう。

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